小春日和の思い出

こんにちは、
グリーフサポートバディのちばりんこです。

ご訪問ありがとうございます🤗

今日はとても暖かくて気持ちの良い、まさしく小春日和。

緑の多い集合住宅住まいなので、穏やかな午後の日差しの中、窓を開けていると、ヒヨドリのさえずりや子どもたちの声が聞こえてきます。

こんな時に思い出してしまうことがあります。
それは、夫の病気と向き合い始めた頃のことです。

夫の病気がわかってひと月ほどは、夫婦二人で途方に暮れながら過ごしていました。
(病気が発覚したときは、かなり悪い状態でした)

セカンドオピニオンの準備、治療法を調べたりと動いてはいましたが、心が現実に追いつかず、焦りと不安がどんどん大きくなって、私の心もはち切れそうでした。

当時の夫の手帳には、「…今日は、ふたりで慰めあって過ごす…」と書いてありました。
病気なのは夫なのに、私がとても落ち込んでしまっていたからでしょう。
今更ながら自分優先で、ごめんね〜、パパさん😭
(反省点が多いです😓)

思い描いていた将来や当たり前の日常の喪失感がとても大きかったのです。

今日と同じような小春日和に、家にいて、珈琲など飲みながらボーッと過ごしている。
明るくて暖かで、鳥のさえずりが聞こえる穏やかな午後なのに、その時の私には別の世界のことのようで、少しつらく感じられました。

まだ夫の闘病が始まる前の、心が定まらないときの思い出です。

あの時から8年経っても、あの感覚を思い出します。

でも今は、小春日和もヒヨドリのさえずりも、心をキュンとさせるくらいに、優しく感じます。


それではまた、お会いしましょう❢

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