こんにちは、
グリーフサポートバディのちばりんこです。
ご訪問ありがとうございます🤗
クリスマスのアドベントですね、
世界に何が起ころうとも、クリスマスはやってきますね〜。
誰もが、心あたたかなクリスマスを過ごせるといいなぁと思います
ここからはたぶん、重い話になるので、それは読みたくないなぁという方は、スルーして下さいね
あの頃はまだコロナも無く、夫との最後のクリスマスは、病院で一緒に過ごせました。
お部屋がだんだんとナースセンターに近づいてきて、何かあってもすぐ対応して頂けるようにかな?と安心もあり、それだけ病状が深刻なんだと不安もありました
12月のはじめに、主治医のお話があり、だいぶ悪くなっているとは聞いていました。
いやぁ、でも歩けるし、しんどそうにしてるけど一人でいろいろ出来るから、ドクター大袈裟な…、くらいに思っていましたし、思いたかったのですね。
入院階のデイルームには、かわいいクリスマスツリーもあり、「去年も飾ってあったね」「去年は、一階ロビーでハンドベルのコンサートもみたね」などと話していました。
たしかに、その前のクリスマスとは違うなぁ、ずっとベッドに寝てるもんなぁ、熱もよく出ているなぁ…まぁ、調子悪いから自宅じゃなくて入院していたのですけど…
病院とのお付き合いが日常的になると、そんな生活が日常生活、当たり前になっていたのですね
はじめは病気だという事実を受け入れられなかったけれど、治療が始まり、治療が生活の大きな部分になり、いつの間にか病気が夫の一部になって(紛れもなくそうなんですが)、二人三脚、行けるところまで行きましょう!なんて気持ちになっていました
今まで、結構がんばってきたから、これからも
だから、死ぬまで生きてるんだから、本当に亡くなるなんて思っていなかったなぁ…
最後だったクリスマスの日、サンタのイラストの紙袋に着替えを入れ、赤っぽいクリスマステイストの服を着て病室に行きました。クリスマスっぽいでしょ、と言って夫にみせました。
夫はしんどいのにね、今考えると、なんちゅう妻や、私。夫は、相変わらず仕方のないやつやなぁと呆れていたのかな
クリスマスが終わり、ギリギリな感じで家に帰ってよいことになり、年末年始は家で過ごせたのですが、夫は、やはり日に日にしんどそうになってきました。
お蕎麦が好きなので、年越し蕎麦を少し食べたような気はするのですが、お雑煮やおせちを食べられたのかどうだったか…?
結局、毎日病院に行って点滴したり、電話で相談したりしていて、年が明けて2日にはまた入院したので、そのへんの記憶が定かではありません。
呼吸もしんどそうだったので、また病院にもどって、酸素や点滴で少し楽になり、ドクターや看護師さんの側で、夫は少しホッとしたかもしれません
「痛いのや苦しいのは、イヤだなぁ」と言っていましたから
私も、そう思います
認めたくないけれど、最後のときが近づいているのは、しんしんと感じていました。
1984年!の歌なんですね、WHAM!のLast christmas
去年のクリスマスっていう意味なんですが
私には、最後のクリスマス、って聞こえちゃって
いろんなクリスマスがあるものですから、どっちもアリ、ということで🎄
WHAM!の Last christmas、
時代を感じるミュージックビデオと共に
久しぶりに聴いてみようかな🥰
懐かしくて、夫もビックリするかも…ね🎶😆🌲☃️😎🎶
この時期のことを、こんなに細かく思い出すのは、はじめてかもしれません。
あの頃を振り返ることは、まだつらいけれど、私にとってかけがえのない時間を思い出す、大切なことだと思いました
でも、無理しないで少しずつ、時間をかけて、壊さないように掘り起こして行こうと思います。
まるで化石や遺跡の発掘作業、ですね
お付き合い下さって、ありがとうございました
それではまた、お会いしましょう❣
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